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五月は旧暦で皐月(さつき)と言い、この頃は田植えの時期で早苗を植える”早苗月”から”さつき”と言われるようになりました。英語ではMayと言います。
【May】・・・ローマ神話の春の女神マイア=Maiaからきています。
5月に咲く花は「バラ」(薔薇科)です。
<五月の行事>
・八十八夜
立春から数えて88日目の現在の暦で5月1日〜3日頃を八十八夜と言います。米という字が「八十八」と分けられることから昔から農家ではこの日を大切にするようです。
この時期には茶摘みがさかんになり、特に八十八夜の日に摘んだ葉は極上とされており、この日に茶を飲むと長生きするとも言われています。
・端午の節句
5月5日は子供の日でもありますが、端午の節句は男の子の節句とされていて、男の子のいる家庭では鯉のぼりや兜、五月人形を飾って柏餅やちまきを食べる日とされています。
また、菖蒲湯に入ったりして病気や災厄をはらう行事が行われます。
・母の日
5月は第二日曜日が母の日とされています。母の日は1907年アメリカのアンナ・ジャービスが亡き母の追悼式で母親に感謝の気い持ちを表し、母の好きだった白いカーネーションを参列者に配ったのが始まりといわれています。
母親が存命の人は赤いカーネーション。亡くなってしまった人は白いカーネーションと言われていますが、今ではあまりこだわらず、好きな花を送りたいと考えている人が多いようです。
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