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志望する会社に自分をアピールする最初の手段が履歴書です。丁寧でミスのない履歴書を書きましょう。
中でも一番大切なのは自分の言葉で書くという事が大事です。自分の言葉で書かれたものはきっと人事担当者の目を引くことでしょう。そして履歴書に貼る写真ですが、出来れば写真屋さんで撮ってもらうのが良いでしょう。
写真屋さんで「履歴書に貼ります」と言えばサイズもそのようにしてくれますし、万が一目を閉じていたり、写真の写りがおかしい場合(著しく違う場合)は追加料金なしで撮り直してくれます。
撮影してもらう時もキチンとスーツなどを着用し、髪型などにも気をつけましょう。また、写真の有効期限は3ヶ月以内です
■履歴書の書き方
履歴書は市販のものを使います。履歴書は何種類かありますので良く見て選ぶと良いでしょう。
名前や住所、学歴、職歴、資格まではどの履歴書も記入する欄があります。その他の趣味や特技、得意な学科、本人希望欄など、履歴書によって記入する項目に違いがあります。自分の得意分野を上手くアピールできるものを選ぶのがベストです。
転職を希望の場合は職務経歴書を付けると更に良いでしょう。(職務経歴書とは履歴書に記入した職歴を更に詳しく書いたものです。)
封筒は履歴書とセットで入っている白無地の封筒を使います。もし郵送する場合は左下に「履歴書在住」と赤ボールペンなどで書きましょう。
住所、会社名はもちろん縦書きです。部署名や人事担当の方の名前が分かっている場合は人事部御中や山田様などと書きます。
切手は80円ですが、内容物が重かったりすると90円以上かかることもありますので、確実に届く金額の切手を貼るために郵便局で重さを計ってもらって切手を貼ると良いでしょう。
■日付
これは作成した日ではなく、面接が行われる日を記入します。履歴書を郵送で送る場合は、ポストに投函する日の日付を記入します。
■氏名
略字や字と字を続けて書く続け文字などで書かず、丁寧に書きましょう。また、注意しなくてはいけないのが”フリガナ”です。カタカナで”フリガナ”とあればカタカナで記入し、ひらがなで”ふりがな”の場合はひらがなで書きましょう。
■印鑑を押す
必ず下にゴム盤を引き、上下やまがったりしないように確認をしてから押しましょう。かすれたり、ベッタリつきすぎないように気をつけましょう。
履歴書に押す前にいらない紙にためし押しをするといいですね。
捺印はつい忘れてしまいがち。注意しましょう。
■住所、電話番号
郵便番号、住所は都道府県からマンション、アパート号室まで、省略せずに書きましょう。電話番号は0と6、1と7など間違われやすい数字には特に注意して記入しましょう。留守がちな人は他につながる番号(携帯番号など)を書いたり、留守番電話の有無を記入しておくと良いでしょう。
■学歴
小、中学校は卒業年数のみを書きます。
高校以降は入学、卒業年数を書きます。大学や専門学校は学部や学科などを正確に書きましょう。どのような事を専攻していたのかも書くのもポイントが高いのです。
■職歴
学歴の後に一行空けて、行の中心に「職歴」と書いて次の行から書き始めます。
株式会社などは鰍ニ略さず書きましょう。部置名、役職名だけでなく業務内容を簡潔にまとめ記入しましょう。そして退職の理由は「一身上の都合」とするのが一般的ですが、次の仕事への意欲を記しておくのも良いアピールになるでしょう。
■志望動機を書く
自分の意欲をアピールする大事な項目です。限られたスペースに自分の一番伝えたい事を自分の言葉で書きましょう。
■資格、免許を書く
仕事に関係のない資格や免許でもセールスポイントになりますので積極的に書いてみましょう。そこから話が広がることもあるかもしれません。
■本人希望欄を書く
勤務地や仕事内容、職種など希望を書きましょう。ここでもはっきりと書くことで意欲が伝わります。第二希望まで記入しておくといいでしょう。
■通勤時間
通勤時間を書くときは少し工夫をしましょう。というのも何気なく書いている通勤時間を企業側は交通費の算出目安として考えているため、あまり通勤時間がかかっていると、「交通費が多くかかる」として良く思われない事があるのです。
当然ウソは書いてはいけないのですが、上手な書き方としてはバスや電車などの乗り物に乗っている時間だけを通勤時間として記入します。
徒歩の時間は省くようにしましょう。家のドアから会社のドアまでの時間はどのくらいかかりますか?と聞かれたら、そこで徒歩の時間も含めた合計時間を口頭で伝えます。聞かれなければこちらから言う必要はありません。
決してウソを記入しているわけではなく、面接に合格するテクニックの一つとして「工夫」をしてみましょう。
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