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子供が学校で友達に怪我を負わせてしまった、不注意で物を壊してしまった、など、事故があった場合(起こしてしまった場合)申し訳ない気持ちがあってもその時の対処の仕方が悪いとお詫びの気持ちは伝わりません。
適切な対処方法を覚えておきましょう。
例えば学校で子供同士でふざけていて、友達に怪我を負わせてしまった場合のお詫びの仕方です。
まず事実をきちんと知る事が大事です。子供から聞き、一方的にならない様、先生など、その時の状況を知っている人にも聞きます。
怪我の具合なども考慮し、お詫びに行けそうならなるべく早いうちに子供と共に伺います。
子供が怪我をするのはたとえ浅い傷でも辛いもの。心からの謝罪が必要です。親ばかりが謝るのではなく、子供自身の口からも「ごめんなさい」の一言が大切です。
謝りに伺う時間帯ですが、緊急事態ですので、夕飯の準備の時間や夕飯時でもやむを得ないでしょう。ただ、夜遅くの訪問(だいたい夜8時以降)は避けましょう。
また、その日のうちに連絡がとれない場合などはまず、手紙で先に伝え、後日改めて子供と共にお詫びに行きましょう。
【例文】
「2年3組 山田○○の母でございます。
この度は息子が大変なことをしてしまい、本当に申し訳ございません。剛君のお怪我の具合はいかがでしょうか。
遊んでいる最中の事故とはいえ、このような事になってしまい本当にお詫びの言葉もございません。
息子には事の重大さ、考えの至らなかった事を厳しく言い聞かせました。本人も深く反省するとともに、剛君のお怪我の状態を大変心配しております。
近日中に息子と共に改めてお詫びとお見舞いに伺いたいと存じます。
本日は取り急ぎのお詫びにして失礼致しました。」
などと、とにかく謝罪の気持ち、怪我を心配している気持ち、改めてお詫びに伺う事を伝えましょう。
また、子供が友人宅や近所で物を壊した場合には、名前を名乗り、弁償する事を相手側に伝えます。責任逃れをする言い方は絶対やめましょう。
壊した物の修理代を相手に渡す時には、直接相手に「おいくらでしたか?」と聞くのはNGです。相手もなかなか言いづらいものです。
壊してしまったものをお店などで金額を調べたり、例えばガラスなど割ってしまった場合は業者に問い合わせてその金額を包みましょう。
その際に表書きには「薄謝」と書きます。物などで同じものを用意することができる場合は、お金ではなく新しいものを買って渡すのも良いです。
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