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海外や長期入院など、やむを得ない事情でどちらにも出席できない場合は弔電を送りましょう。又、遺族の都合を聞いてから後日香典を届けるようにします。
訪問(弔問)の時期は四十九日法要の前に済ませるようにしましょう。
事情があって葬儀が終わってから訃報を知ることもまれにあるかと思います。
その時は遺族に電話をし、参列できなかったことをお詫びし、後に弔問します。
遠方であったり、あまり親しい間ではなかったのならお悔やみのお手紙を香典を郵送するという方法でも構いません。
また、妊娠中の人や体調が良くない人は参列するとかえって遺族や列席者に心配や迷惑をかけかねません。
お焼香だけさせてもらって失礼する、後から弔問するなど、無理に参列する以外にもお悔やみの気持ちを伝える方法はあります。
Q明後日の友人の結婚式と、知人の告別式が重なってしまいました。
A基本的には慶事より弔事を優先します。お祝いは後からフォローできますが、故人とのお別れはその時しかできないからです。
ただし、結婚式での余興やスピーチを頼まれていたりする場合、間近のキャンセルは友人に対して迷惑がかかりますので、結婚式を優先させても良いでしょう。
この場合のよう告別式には出席できないのなら、通夜に参列させていただくことはできるので、お別れはお通夜でしましょう。
万が一、身内の結婚式と知人の弔事が重なってしまった場合も慶事が優先するのは仕方ありません。
通夜にも行けない場合は弔電を打ち、後から弔問するかお悔やみのお手紙を出しましょう。
Q久しぶりに帰省したら学生時代の友人が亡くなっていた事を知りました。とっくにお葬式は終わっているのですが、弔問に伺おうと思っています。どのようにしたら良い?
A弔問する場合は必ず事前にご遺族の都合を確認しましょう。服装は喪服、もしくは黒いジャケットなどなるべく喪にふさわしい落ち着いたものを着用しましょう。
玄関先ではお悔やみを述べ、香典を渡して辞去しましょう。
先方に上がっていくように勧められたら、お焼香をさせていただきましょう。
お焼香のやり方は位牌(又は遺影)に一礼をします。次に線香を一本取り火をつけます。
大きく付いている火は吹き消すのではなく、手をあおぐようにして消します。香炉に立てて拝みます。そして最後にも一礼を忘れずにします。
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